雨漏りの修理には流れがあります。その最初は調査です。これはどこが原因で雨漏りが発生したのか、また発生した雨漏りの被害はどのような内容かなどを検査することです。どれだけ雨漏りの被害が大きくて、雨漏りの修理の緊急を要するような状態であっても、これは必ず行われます。
調査を行わなければ原因は特定できず、原因が特定できなければどこに、どんな雨漏りの修理のための工事を行えばよいのがわからないままだからです。よって依頼した業者が調査もせず、いきなり修理のための工事を開始するような場合は、その業者に任せるのは止めた方が良いです。なお調査は、状況に危険性が伴わない場合であり、その範囲であれば、ある程度は自分で行うこともできます。外壁周りを見てみるとか、窓枠を見てみると言ったレベルですが、それで気が付いたことがあれば、それを業者に伝えておくと業者の調査もスムーズにいきます。
そして調査が終了したら、工事方針が決定されます。できればここは1社だけでなく、複数の方針を聞き、見積もりをとっておくのが望ましいです。これは、特に金額面において同じ工事方針、内容でも業者間によって大きな差が出ることもあるからです。複数、見積もりをとっておくと、そのことを問い合わせることができ、それにより納得したうえで金額を支払うことができるため、見積もりをとっておくことが求められます。
雨漏りの修理、その内容や方針に納得できたなら、実際に工事が開始されます。工事は屋根や防水工事、外壁工事、そして内装と言った具合に、上から下の流れで行われるのが基本です。工事内容を見守り続ける必要はないですが、契約した内容に違いがないかなどを確認するため、ある程度はチェックすることは必要です。
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