雨漏りを直す工事で実家の外観が良くなった体験談

私が両親と暮らしている二階建ての実家は父が結婚した際に中古で購入した物件なので築年数が長く、建材の傷みが所々に生じていたのが気がかりでした。しかし、元の造りが頑丈であることや生活面で直接の被害が無かったことから修理を行わずにそのまま放置していました。そのため、雨が降るたびに天井裏が雨水で濡れていることに気付くのが遅れてしまい、遂には雨漏りに見舞われてしまいました。二階の部屋が雨水で濡れていたのを見つけた当初も誰かが水道水をこぼしたと誤解していましたが、その後も雨が降る度に同じ場所が濡れていることにようやく気付いた私が天井裏を覗くと、梁などの建材が水濡れに伴うカビの発生で腐食していることがわかりました。

私は急いで専門業者に修理を依頼することを提案しましたが、同居していた両親は費用が嵩むことや第三者が室内を出入りすることへの嫌悪感を理由に渋っていました。しかし、雨漏りを放置すると建材の腐食が進んで家が倒壊する危険があることを何度も説明したことでようやく納得してくれました。地元の修理業者に作業を依頼した際は建材の交換以外に屋根や外壁の損傷も併せて修理することをお願いしました。雨漏りは雨水が直接触れない一階部分の廊下にも生じていたため、壁の亀裂から雨水が入り込んだ可能性が考えられました。

業者による修理作業が完了したことで室内が雨水で濡れることは無くなり、屋根や壁の防水塗装も行ったことで建物全体の見栄えが良くなったのも修理を依頼して良かった点でした。