賃貸物件なら、家屋の維持管理は大家さんの責任ですが、持ち家の場合は、自己責任です。住宅ローンの負担も大きく、出来れば住居費にこれ以上お金を使いたくないという事情も分かりません。しかし、家屋の維持管理のうち、とりわけ雨漏りの修理は、非常に重要です。これを放置しておくと最悪の場合、家に住めなくなってしまうかもしれません。
雨漏りの恐ろしいところは、次の点です。まず、直接的な被害として、建物内部の建材が痛みます。一戸建ての8割は木造です。木は水に濡れると腐ってしまいます。
柱や梁が腐れば、直接的に強度不足となってしまい、ちょっとの揺れでも倒壊の危険が増します。揺れを引き起こすのは地震だけではないことに注意が必要です。台風や大風などでも家は揺れます。耐久性の低下は家にとって非常に危険なのです。
雨漏りの修理をせずに放置しておくと、濡れた部分にカビが発生します。部屋に雨漏りが確認できた時点では、既に建物内部は湿気が充満しています。ただちに水の流入を止めないと、カビが増殖して、人体への悪影響も懸念される事態となります。このように重要な雨漏りの修理ですが、躊躇する方も多いようです。
それには、いったいどれだけお金がかかるのか分からないという点があげられます。実際、雨漏りの原因はそれぞれ違いますので、やってみないといくらかかるか分からないというのは本当です。しかし、出来るだけ安く、適切に処理してもらおうとするのであれば、よい業者選びが欠かせません。
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